みーちゃんこんにちは!イラスト×デザインでブランディングを後押しする戦略型クリエイターのみーちゃんです!
企業のホームページは、デジタル時代の顔のようなもの。でも、その“顔”をずっと同じままにしていませんか?
ビジネス環境や技術は日々進化しています。
にもかかわらず、数年前のデザイン・構成のままだと、ユーザーから見て“古い印象”を与えてしまうこともあります。
とはいえ、いざリニューアルしようと思っても、
「どこから手をつければいいの?」「何を見直せばいいの?」と悩みますよね。
実際にリニューアルを進めるには、何をどう進めていくべきか、明確なステップを知ることが大切です。
この記事では、ホームページリニューアルの進め方を5つのステップでわかりやすく解説します。現状分析からリニューアル後の効果測定まで、ホームページリニューアルの基本ステップをご紹介します!
STEP1: 【現状分析】ホームページ”今”を知ろう
最初のステップは、現状を正確に把握することです。
「なんとなく古い気がする」ではなく、データとユーザーの声から改善点を見つけましょう。具体的な改善ポイントが明確になり、リニューアルの方向性を見定めることができます。



現状分析を行う主な方法をお伝えします!
アクセス解析をチェック
Google Analyticsなどの解析ツールで、以下を確認しましょう。
- どのページにアクセスが集まっているか
- どのページで離脱が多いか
- 滞在時間や直帰率の傾向
たとえば、特定のページで離脱率が高い場合、そのページの内容やデザインに課題があるかもしれません。
数字で見ると、改善すべきポイントが客観的に見えてきます。
利用者の声を集める
実際にホームページを利用しているユーザーからのフィードバックを集めることも非常に有益です。
「どの情報が見つけにくいか」「どこで迷うか」を聞いてみましょう。
ユーザーがどの部分に不満を感じているのかを具体的に知ることができます。現場の声は、改善のヒントを見つけるための貴重な宝庫です!
Step2:【KPIの設定】目的を明確にし、目標を設定する
次に大切なのは、「なぜリニューアルするのか」=目的を明確にすること。
ここをあいまいにしたまま進めてしまうと、完成しても「見た目は変わったけど成果が出ない」状態になってしまいます。
2-1. “リニューアルの目的”をはっきりさせる
目的とは、リニューアルを通じて「どんな状態を目指すのか」。
例)
- サービス内容が増えたので情報を整理したい
- 会社のブランドイメージを新しくしたい
- 問い合わせや採用応募を増やしたい
- 古いデザインや仕組みを改善してユーザー満足度を上げたい
目的が明確になると、デザイン・構成・メッセージすべてに一貫性が生まれます。
2-2. 目標(KPI)を設定する
目的が定まったら、次は具体的な目標(KPI)を設定します。
KPIとは「Key Performance Indicator(重要業績評価指標)」の略で、リニューアルの成果を数字で測るための指標です。
例)
- 月間訪問者数を20%アップさせる
- お問い合わせ数を2倍にする
- 採用ページの応募率を5%以上に伸ばす
- 滞在時間を平均2分以上に引き上げる
こうした具体的な数値目標を設定することで、「どんな改善を優先すべきか」が見えやすくなり、リニューアル後の成果も客観的に評価できます。
目的=なぜやるのか(方向性)
目標(KPI)=何をどこまで達成するのか(測定基準)
この2つをセットで決めると、制作会社との打ち合わせもスムーズになります。
STEP3:競合調査を行う
自社のホームページの改善点を見つけるためには、競合他社のホームページもチェックすることが重要です。
特に、業界のリーダー企業がどのようなデザインや機能を採用しているかを調査しましょう。競合調査を行うことで、自社のホームページが持つ強みと弱みを客観的に把握することができます。
例えば下記の点に注意して調査してみてください。
- 競合サイトのデザインや導線の工夫
- 文章やコピーの構成
- 採用ページ・実績ページの見せ方



良い部分を参考にしつつ、自社らしさをどう出すかを意識すると◎です。
STEP4:デザインと機能の見直し



リニューアルでは、見た目だけでなく使いやすさも重要です。
4-1. スマホ対応
いまや多くのユーザーがスマートフォンからアクセスしています。
モバイルフレンドリーなデザインを採用することで、スマートフォンからのアクセスも快適にします。レスポンシブデザインを採用し、画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整されるようにすることが重要です。
4-2. ユーザビリティの改善
ナビゲーションを整理し、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着けるようにします。
例えば、リンクの配置やCTAボタン(行動喚起)も見直すことで、ユーザーが迷わずに目的のページにたどり着けるようになりコンバージョン率向上につながります。
4-3. コンテンツの充実
ホームページのコンテンツも重要な要素です。訪問者が求めている情報を的確に提供するために、コンテンツを充実させる必要があります。コンテンツは、ユーザーにとっての価値を提供する重要な部分です。
4-4. 定期的な更新
定期的にコンテンツを更新することも重要です。ブログやニュースの更新、新製品の情報追加など、常に最新の情報を提供することで、訪問者にとって有益なサイトとなります。定期的な更新は、検索エンジンからの評価を高めるためにも重要です。
4-5. 色々なコンテンツの提供
テキストだけでなく、画像や動画、インフォグラフィックなど、多様なコンテンツを提供することで、ユーザーの興味を引き付けることができます。特に、製品紹介動画や顧客の声を紹介するビデオなど、視覚的に魅力的なコンテンツは効果的です。
STEP5:リニューアル後の効果測定
ホームページをリニューアルした後は、その効果を測定することが必要です。これにより、リニューアルが成功したかどうかを判断することができます。効果測定を行うことで、さらに改善すべき点を見つけることができます。
5-1. アクセス解析の継続的な確認
リニューアル後も、Google Analyticsなどを使ってアクセス解析を行います。リニューアル前後のデータを比較することで、具体的な効果を確認できます。
特に、訪問者数や滞在時間、コンバージョン率などのKPIを定期的に確認することが重要です。
5-2. ユーザーの声を再収集
リニューアル後も、ユーザーフィードバックを収集し続けます。これにより、さらに改善すべき点を見つけることができます。アンケートやインタビューを実施し、ユーザーの意見を直接聞くことで、具体的な改善点が明確になります。
5-3. 継続的な改善
ホームページはリニューアル後も、常に改善を続けることが重要です。技術の進歩やユーザーのニーズの変化に対応するために、定期的な見直しを行いましょう。
- トレンドを追いかける(デザイン・技術)
- セキュリティ・システムの定期メンテナンス
- 新しい事例やお知らせの追加
など、継続的な改善を続けていきます!
ホームページは「育てる資産」。リニューアルは“スタートライン”です!
最後に
ホームページリニューアルは、見た目を変えるだけの作業ではありません。
「目的を明確にし、数字で成果を追う」ことが成功のカギです。
- 現状分析で課題を把握
- 目的と目標を設定
- 競合調査・ベンチマークで方向性を決定
- デザイン・コンテンツを最適化
- 効果測定・改善を継続
これらのステップを丁寧に進めることで、魅力を最大限に伝え、ユーザーにとって使いやすく “伝わる”ホームページに生まれ変わります!
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想いをデザインで、届けて、伝わり、つなげていく。
徳島を拠点に活動するフリーランス事務所「P3wave」では、
ホームページ制作・LP制作・グラレコを通じて、
想いを伝え、共感と集客をつなげるデザインを提供します。


